三重県伊賀市島ヶ原で山林火災。同日、同市で5件の火災発生。2023年3月11日

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気温が上昇し好天となった3月11日、三重県伊賀市では正午から夕方までの間に計5件の火災が発生した。田のあぜや空き地などで刈り取った草の焼却の火が風などで広がったケースが大半で、市消防本部では火の取り扱いに十分注意するよう改めて呼び掛けている。

正午過ぎ、島ヶ原の国道163号バイパスから程近い山林で火災が発生。車両5台と県の防災ヘリ1台が消火に当たり、約4時間20分後に消し止められた。この火災で、草を焼却していた60代の男性1人がやけどを負った。

 

午後0時45分ごろには青山地区の高尾で山林火災が発生し、約45分後に消し止められた。同3時10分ごろには阿山地区の玉瀧で、田のあぜなどを焼く火災があり、約2時間後に鎮火した。

同3時15分ごろには、いがまち地区の柘植町で、名阪国道脇の竹林などが焼ける火災があり、約50分後に消し止められた。

 

同4時30分ごろには、阿山地区の波敷野で山林などを焼く火災があり、約50分後に消し止められた。

名張市内では11日、夕方までに火災の発生は無かった。

農繁期を控えたこの時期は、全国的に火災が発生しやすく、「春季全国火災予防運動」期間の3月初旬には、消防団などが防火啓発のパトロールを各地で実施している。

投稿日 2023年3月13日
投稿者 伊賀タウン情報YOU
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