県道を走る車、追い付いたのは・・・熊!? 三重県名張市は6月21日、同18日午前5時ごろに同市の景勝地、香落渓付近で目撃されたツキノワグマのドライブレコーダー映像を公開した。  公開された映像は、同市中知山の県道名張曽爾線を車で奈良県曽爾村方面に走行していた同市の男性が撮影したもの。河鹿橋から約300メートルの地点から、車の前方でツキノワグマの成獣とみられる1頭が500メートルほど走った後、山中に入る様子が記録されている。  市は、周辺の観光施設などに「クマ出没注意」の貼り紙を掲示した他、「防災ほっとメール」などで地域住民への注意喚起を行っている。今後、熊を引き寄せる原因となる収穫予定のない放棄果樹や畑のそばに廃棄した野菜などを撤去するように、周辺地域の集落などに呼びかけるという。  三重県内に生息するツキノワグマは生息数が少ないことから、県自然環境保全条例により「県指定希少野生動植物種」に指定されている。市危機管理室によると、市内で最後に熊の目撃情報があったのは約10年前、同市夏見の男山だった。  熊との遭遇を防ぐため「鈴やラジオなど音のするものを携帯する」「複数人で行動する」など市が注意を呼び掛けている。 2022年6月21日 「名張市内で目撃のツキノワグマ 市が映像公開」 https://www.iga-younet.co.jp/2022/06/…

投稿日 2022年6月21日
投稿者 伊賀タウン情報YOU
カテゴリー
タグ

コメントを追加

メールアドレスは公開されません。

CAPTCHA